こんにちは、つくばの北原です。
今あるつくば販売センターは来年1月に支店に昇格することになり、新たにモデルハウスが2棟できることになりました。
販売センターはプレハブが撤去になり、工事着工前の静けさ。
といっても、、、つくばは毎日暑い!
しかし、つくば山から吹き降りる風はどことなく涼しく、爽やか。
さてさて、ムシムシ暑い、日本の夏。
暑い夏を涼しく過ごす、暮らしの工夫~エアコンなど、空調設備がなかった時代の人々が、日本の暑い夏を快適にするために行っていた暮らしの工夫。
みなさんも実践してみませんか?
日本人が昔から行ってきた暑い夏を涼しく過ごすための暮らしの工夫や知恵は、現代の住宅建築や暮らしの風習などから垣間みることができます。
夏本番を迎える中で、もう一度見直したい内容を紹介します。
みなさんはどんなことを試してみたいと思いますか?
京都や大阪など近畿圏に点在する町家で、多くみられる中庭。
また、町家によっては2つの中庭をつくり、庭と庭の間に居住空間を設けているものもあります。1つ目の庭は日当りが良く、もう1つの庭は日陰になるようにつくられています。2つの中庭に温度差が生じ対流(風)が家の中を流れる、というように計算された建築設計になっています。
現代建築の住宅にも中庭を用いることがあります。
お子さんのいらっしゃるファミリーなら家庭用のプールをつくって、子どもと一緒に水遊びをしたり、ペットと戯れたりもできます。また、春や秋といった気候の良いときには、テーブルや椅子を置いてティータイムや読書といった趣味を満喫するのにもピッタリです。
屋根のないテラスは、夏の日差しを直接浴びてしまい、床や壁に熱がこもってしまいがちです。屋外なので、風の通りも良く熱はすぐ逃げるもののやはり、気になりますよね。
外から見えないテラスなら、布団を干したり、シーツといった大きな洗濯物も干しやすいでしょう。部屋干しよりも、外に干したいと思っている方に喜ばれる工夫の一つではないでしょうか。
ガラスの食器をはじめ室内の家具や小物なども、夏に合わせて涼やかさを感じるものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ブルー系の色は、気持ちを落ち着かせる効果があるうえ、レッド系に比べ3℃ほど涼しく感じると言われています。室内のインテリアをブルーや紺色といった寒色系にするだけで、ヒンヤリとした空気感がお部屋に漂います。大がかりなチェンジができなくても、クッションカバーやテーブルクロスといったものから、はじめるのも良いでしょう。
カーテンは窓・部屋の内側につけますが、簾や葦簀(よしず)は窓の外に設置します。
玄関先や庭などに水を撒いて涼をとる「打ち水」。
ゴーヤやヘチマといった葉の大きな植物をプランターで植えて、窓の外やバルコニーで育ててグリーンカーテンに。うまく日を遮ってくれます。
一見すると、簾が植物に変わっただけのような印象をうけますが、簾よりも植物が蓄える熱量が低いため、室内に伝える輻射熱が少ないので、より涼しく感じます。
ご存知の通り、温かい空気は上部へ、冷たい空気は下部に溜まりやすくなっています。
町家の中庭の効果について紹介しましたが、そこに天窓があれば庭から室内へ、室内から天窓を通じて外へという空気の流れができることになります。
週末に、ウッドデッキでこだわりのコーヒーや紅茶を飲みながら、つくばの風に吹かれて庭を眺めるのは、最高に贅沢な時間です。