
東洋の考える環境に
「いい家」とは
私たちの住まいは、環境つまりは地球があることで成り立っています。
土・空気・木・太陽…どれも「いい家」をつくるには欠かせません。

イギリスでは「住宅は永久である」と考えている
現在日本では「住まい」の最終ゴールは「解体」となることが多いです。 古く状態が良くなくなった家を解体する。そしてまた家をつくる。 「解体」にも「建築」にもCO2が発生します。(建材を運搬したり、建設機械を動かす為です。)木材やエネルギーの節約、 そしてCO2発生を抑えることで地球にやさしい「家」となります。 イギリスの住宅は、平均寿命が75年と言われています。これも除却された建物の平均寿命であって、 数百年どころか1000年を超える住宅が多く残存しています。1800年代にイギリスの主要な街・住宅は形成されたので、 現在の全住宅の平均築年は200年前後と推測されます。

イギリスに「新築注文住宅」という概念は無く、 中古の住宅を買ってしっかり手入れをするのです。 そしてインテリアやガーデンを自分の好みに造り替えるのです。 結果として古い住宅でもしっかり手入れされたものなら値段は新しい住宅よりかえって高くなるのです。 自分の住宅がライフスタイルに合わなくなったら、売って住み替えするのです。 自分の住宅をメンテナンス・リフォームすることで、住宅の性能や価値を上げて価格も上げる。 ひいては自分の住宅を魅力的にして社会的なストックにしていき 「住宅は永久に保つ」という国民意識が、住宅寿命を長くしています。
環境に良い住まいを実現する
具体的な方法

LCCM=Life Cycle Carbon Minus
(ライフサイクルカーボンマイナス)
住宅の
建設
運用
廃棄のCO2の収支を
マイナスにすることを
目標としています。
住宅建設時のCO2排出だけでなく、
太陽光発電
などを利用した
再生可能エネルギーの創出により実現できます。

2020年の基準となる
「ZEH」の先にあるLCCM住宅
「高断熱」と「省エネ」で消費するエネルギーを減らし、「創エネ」太陽光発電でエネルギーを創ることで家庭で使うエネルギーを「ゼロ」にする住宅のことです。

LCCM住宅はZEHの考えとメリットに加え家を建築する際や将来のリフォーム、解体時のCO2までを含めたCO2排出量を抑えることまで目的としています。 家に住んでいる間だけでなく、長い住宅寿命と地球環境のことを考えた住宅です。


政府が推進する
低炭素に向けた住宅のイメージ
地球温暖化の対策として、日本は2030年にはCO2排出量を26%削減(2013年比)することを目指しており中でも 家庭部門CO2については約40%の削減目標を掲げています。(平成28年5月13日閣議決定)

意外ですが、国産木材を使用することがCO2排出を抑える環境保護に繋がります。

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木を育てる
樹齢30年前後の木を建材にするため育てます
※樹齢50歳まではCO2を吸収しキレイな空気を生み出します。
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樹木の管理
樹齢30年になるまで、森林の管理を行います。
※しっかりと管理することで、空気をキレイにする若い木を育てます。
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建材加工販売
加工販売することで、業者がより良い管理ができます。
※林業業者が利益を得ることで、国内の森林をしっかり管理できます。
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木を植える
伐採後若い木を再度植えることで、キレイな空気を作る
※若い木を植えるサイクルを作ることでCO2が削減されます。
更に国産木材が良い理由
国産木材は日本の地でCO2を吸って育つため仮に解体焼却する場合でも、育つ課程で吸収したCO2と相殺されCO2は「±0」です!
