~皆さんこんにちは。
工務部の武内です。
さて早速ですが今回ご紹介するワードは「差し金」です。
誰の差し金だ、なんて使い方でお馴染みかもしれませんが、
実はこの差し金という言葉はほかのものを指す言葉でもあります。
一つ目は、私も普段の仕事で使っている大工道具のこと。
L字型の直角の定規で曲尺とも呼びます。
二つ目は歌舞伎の道具。
竿の先に針金が付き、鳥や蝶を操る道具のことです。
三つ目は人形浄瑠璃の小道具。
人形の手首や指を動かす細い棒の事を指します。
このように三者三様の意味がありますが、
この中から、真っ直ぐでなく曲がっていること、物を操る道具、
などの意味が転じて、影から指示を出し人を操る
なんて意味になったそうです。
説の一つで確証はありませんが、いやはや日本の文化というものは
どこかしらで繋がっているものなのですね。
さてこのシリーズ飽きるかネタが尽きない限りは
もう少しだけ御付き合いいただくことになるかと思います。
悪しからず。
それでは此度はこのあたりで。
次回は齋藤さんの予定です。
そろそろ芋以外の情報は出てくるのでしょうか。
ご期待下さい。
昼夜の気温差が大きくなりがちなこの季節。
体調を崩さないよう皆様ご自愛下さい。
では。